SSブログ

なぜ、川の中にマラソンコースができたのか? [ECO]

 大井川の上空を気持ちよさそうに一羽のトンビが旋回している。名前は,通称「あゆ」ちゃん。景勝・鵜山の七曲りの出口付近にある鵜山森林公園に、ねぐらを構えているトンビだ。
 今日、あゆちゃんは、4月に合併した島田市とやらを見てやろうと、大井川を流れに沿って下って行った。
       これは、一体、何だ! 川の中に、赤い色をした道が新東名高速道路の橋付近から、蓬莱橋の下にも、そして大井川河口まで続いていた。
       治水第一の国が、川の中に、障害物の設置をよく認めたものだ。
 ねぐらに帰る途中、川根温泉付近に住んでいる「まるお」さんに、ぴーひょろろと、ちょっくら聞いてみた。
 何でも、このマラソンコースが川の中にできるようになった訳は、私の住んでいる鵜山の七曲りに深く関係しているとのことだ。

m-aiga.jpg 多目的河川道路として、平成7年度から工事を開始した。
 多目的河川道路とは、地震時の災害時には、緊急輸送道路、普段は、マラソン、ジョギング、散策等に利用。自然と触れ合いながら、川への親しみを育む空間。 
 良好な河川環境の創出に寄与する道路。


新東名高速道路橋・相賀地点付近
右端の赤い道がマラソンコース

m-horai.jpg 大井川左岸の河口、大井川町飯淵地点から島田市相賀地点までの区間17,9kmが第一期工事として、平成13年度に、7年かけて完成。
 第2期工事予定地は、残り5,1kmで、大井川も狭く、昔の「天正の瀬替え」付近であり、完成するまでには、皆の協力と知恵が必要となる。



蓬莱橋下のマラソンコース


m-yuyami.jpg 「まるお」さんによれば、大井川町に勤務した平成7年度にマラソンコースの起工式があった。
 当時の大井川町の横山宗男町長が提案し、国、県へ陳情に行った。大井川は、静岡県だけに流れているから可能と町長がよく言っていた。
 陸連公認の42,195kmのフルマラソンコースを目指していた。


マラソンコースから大井川上流を望む
「まるお」さんの好きな川の佇まい
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|清流回復への強い願い ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。