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日本の伝統的自然観を再編集し、提供することが役割 [車の両輪]

トンビの「あゆ」ちゃんは、今日もねぐらの鵜山森林公園を飛び立ち、下流の元笹間渡発電所跡をながめながら、大井川鉄道のSL写真スポットで有名な鉄橋まで、スーイスーイと飛んでいます。

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tettkyou -sasama.JPG昨夜の大雨で、大井川の流れと笹間川の流れが久しぶりに繋がっています。








tettkyou-yakyu.JPGバットとグローブを持った子供3人ぐらいと大人一人が何かをやっています。野球だ。笹間川の水に運ばれた小石が少し流れてきているのかなー。うれしーと「まるおさん」は言うに違いない。平成元年に水が戻ってきてから、20年が経過しようとしている。自然は少ししか戻ってこないが、しかし、確実に進んでいるのかなー




「まるお」さんは故郷に今年の6月から本格的に帰ってきています。

motinoki1.JPG写真に見える建物をもちのきハウスと名づけ、活動を始めています。故郷で今後もがんばっていく方が良いのか聞かれるます。
しかし、山村で暮らすことに誇りと自信を失いつつあります。そして、故郷の子供たちも自然の体験が必要な深刻な状況となっていると言います。




motinoki2.JPG「まるお」さんとしては、大井川流域は、今後、人間も自然の一部と考える日本の伝統的自然観を再編集し、提供する役割を果たすこと。
このことにより、日本の固有の文化の基本的部分を確認し、独創的な仕事に必要な共通基盤を提供すること。これが、この地域の役割です。
ところで、写真はもちのきハウス内の住民、サワちゃんです。




新興国の台頭で、もはや、日本は模倣者であり続けることはできないと言われます。そのため、次世代に引き継ぐ、息の長い地域づくりとして、独創的な仕事を生み出す仕組みづくりが急務であります。
ふるさとの日本の伝統的自然観の再編集と独創的な仕事への挑戦が、日本の次世代に引き継ぐ地域づくりの車の両輪ではないかと思います。

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私たちは、そろそろ、次世代に引き継ぐことをやるべきでは・・・。大井川ECOツアーはそんな活動の一つです。
今故郷で期待されているのは、自然学を土台にした、起業家です。
新たなことに挑戦している皆様、第一線で活躍している起業家、経営者、研究者の皆様ご一緒にどうですか。

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