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若者よフロンティアあり! [環境保全活動]

水田から水耕栽培へ転換を
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大井川用水を使っている田んぼは、後継者も現在の私で終わりということで、そのいく末を悩んでいる。
ざる田をあきらめず、粘り強く開墾し、紀伊国屋文左衛門の活動を見て、水を引き、遂には、大井川の水総合計画により、大井川の水がまんまんと下流域にいきわたるようになった。
この水がこれから、水田利用だと不要になりそうだ。

この先人の努力を次の世代に役に立つものとして伝え無ければと思う。

そんな中、次の新聞記事を目にした。



2013・h25・4・17静岡新聞 (清流  社会部曽根靖之) 若者の就農を増やすには

土耕栽培から水耕栽培に変えれば、天候次第を改善し、周年生産・安定供給が実現でき、収入の安定が図られ、若者の新規就農につながるのではないかと期待する。こんな、新聞記事が掲載されていた。
今年就任の静岡大農学部長糟谷明教授が話しているとのこと。





焼津市旧大井川町には、アメーラなどすでに水耕栽培で成功している先駆的農家もいる。


水耕栽培で大井川の水を活用していくことを提案したい。

もちろん、農家は経営者にならなくてはならない。
農家は、百姓と昔言われた。百の職業・職能を持つ何でもやではなかったのか。じっと地元の状況を見て、その条件の中に、明かりを見つけた。ふるさとの山に囲まれた、茶畑のように。そこだけ光がさしている。

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SLと桜と清流 [環境保全活動]

sasamaSL1.JPGこの写真は、大井川鉄道のSLが笹間川鉄橋を懸命に走る姿です。(09・3月26日)
大井川を渡る長い鉄橋、第一橋梁から川根温泉笹間渡駅を通過し、川根街道踏み切りを過ぎ、この鉄橋に至る、曲がった急な登りだ。
柳の新芽の緑と桜の花びら、SLの汽笛。付近の山桜の桜吹雪。確か鶯の鳴き声とシャッターを切るまでの30分は素敵な時間でした。


sasamaSL2.JPGこの鉄橋の脇には、写真のように、桜の老木が山と背比べをしている。
この桜は、何処より早く咲くようである。桜トンネルの桜は、まだであったのに。
雨が降った昨日が桜の満開であったようだ。残念、満開とSLのシャッターチャンスを逃した。
山に囲まれた、この場所に太陽の光が一点差し込んできて、他の何処よりも早く桜を咲かせたのか。
そして、綺麗に咲く、この桜を、どんな願いを持ち、植えたのか。
小さな村の人々の願いをこの桜は今まで見てきた。



sasamaSL3.JPGこの場所は、笹間川の河畔にあり、約400年前、開墾された場所だ。
写真のように、茶園だが、高齢化を反映し放棄茶園となっている。
周りの山林も間伐が行われず、暗い荒れた山となってきている。






sasamaSL5.JPGこの場所を少し遠い場所から、全景を写す。何時SLが来るか、何度も時計を見る。
この場所でも、SLの汽笛が聞こえ、写真が取れた。
遠くから見るSLの走る姿もなかなかだ。山桜も美しい。






sasamaSL6.JPG笹間川には、この鉄橋の2キロくらい上流に笹間川ダムが36年でき、以来30年、水がせき止めらた。
平成に入りようやく、河川環境維持流量として、0,2トンの水が常時流されることにようやくなった。
河畔の茶園に水が供給された。












sasamaSL7.JPG写真のように、少し水が流されるように笹間川は、現在でも水溜りで、流れていない。
川の流れを回復するに至っていない現状だ。









sasamaSL8.JPG桜とSLのシャッターポイントの笹間川鉄橋は、笹間川の清流の音とSLの音と鶯の声がする楽しめる場所になれるかなー








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この写真は、川根温泉笹間渡駅を通過し、急な長い上り坂をこれから笹間川鉄橋へ向かう、川根街道踏み切り付近のがんばっているSLです。
昭和恐慌、金融恐慌の真っ最中、昭和6年に誕生し、昭和24年末まで、SLが近代化の象徴として、走りました。
電源開発や木材の運搬が無くなり、その役割を終えようとしているとき、昭和51年再び大井川鉄道にSLは、走りはじめました。
それは、復活でなく、近代化の意味を問うため、SLは川根を走っているのではないでしょうか。
この舞台では、今後何が演じられるのか。

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