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白露 [何を大切にするのか]

白露から秋分を経て、寒露へ

超暑い夏から、秋がきたのか
蝉はニイニイゼミとツクツクボウシが共存

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父と母が娘の誕生を記念して植えてくれた栗がふるさとで、今年も実りました。

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知らない間に、自宅付近の田んぼも実りの季節を準備

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実るほど頭を垂れる稲穂かな
中学校の校長先生の訓示。なぜか記憶に残る。
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立秋は8月7日 [何を大切にするのか]

立秋は8月7日

 ともかく暑い!
           道路を逆走する、老年ドライバーのような台風12号

 しかし、我家の庭には、羽化した蝉がけたたましく泣いている。


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自らの意志で選択したかのように日日草が無事花を咲かした。


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予想して、作戦を100パーセント建てることは難しい。せいぜい50%だと言う。しかし、この50%の準備がされているかどうかは大きい。

 予想が外れても予想して準備するしかないか


    我家の庭からは、子供が植えた涼しい色の花と父と母が植えたもちの木がそびえている。
    幸いにも、田んぼには貴重な青田風が吹いている。


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庭に目を向ける [何を大切にするのか]

むらき色を見つけた!


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こむらさきなのか? 紫式部か




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うすむらさき色は何とも言えない味わい

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むらさきいろの他の花も咲いている



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今、現在、現物、光の結果   紫式部の花だと思っている。

小さい秋見つけた! [何を大切にするのか]

季節とは何か   漢和辞典には、時・おり・時節・気候。と書かれている。


今年は、まだ夏・もう冬。今年は秋は無いのか。そんな気のする、目まぐるしく変わる気候。

小さい秋見つけた!

藤枝の庭のきんもくせいが満開。晩秋の季語。涼しい秋の風と共に澄んだ心もちにしてくれる。

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季節とは移り変わっていくもので
     
       気配や足音を耳を澄まし、感度鋭くしていないと、知らぬ間に去っていくものではなかろうか。


季節とは命あるものが「輝く華」の瞬間だと言う。

何時の時期に花を咲かせたらよいのか、探りを入れ、決断した結果

tiisaiaki4.jpgうすむらさきの花は秋の風に似合う。名前は何
















tiisaiaki6.jpg夜咲くあざみ?




















tiisaiaki10.jpgつわぶき・冬の足音



















紅葉とは秋の終わり、冬のスタート その輝き
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春に緑のきれいな葉をそろえたほうの木は冬の準備


老木 [何を大切にするのか]

中は空洞だがどうどうとそびえる柳の大木

もちのきハウスの敷地の中に多分80歳ぐらいの柳の大木がそびえている。県道の拡張で最後に我が家の敷地に残った柳だ。私は6歳の時この場所に移り住んだのだが、その時川の畔にあり、カブトムシがよく取れたのを覚えている。




空も美しい。

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結論を急ぐな [何を大切にするのか]

sandan1.jpgこの写真は、広島県三段峡・三段峡正面入り口にそびえ立つ杉の木。紅葉を見に行って、この杉に感動。















 一冊の本に出会った。
岐阜森林アカデミー、内田健一さんの本。その言葉
「戦後、特に高度成長期以降の日本では森林や子供たちに彼らが本来持っている時間軸の幅を超えて過剰な期待をしてしまった。
自然環境の中では毎年発展していくような成長モデルはありえない。
自然の中で汗を流して労働するような経験は基本的教養ではないだろうか。
自分に見返りのない、常に成長していかない個人の一生は前後に継続する長大なシステムの一部で、かつそのシステムをよりよく持続させるために自分の存在価値がある。
これは、前回のブログで紹介したものだ。

sandan2.jpg 三段峡の二段滝猿飛びの船からの紅葉だ。・・・・・・・。
















asahidann1.jpg大井川・朝日段公園から鵜山の七曲りを展望。










今、提案されている課題は理念的段階、抽象的段階では、ほとんど皆共通するのではなかろうか。
他人のまねで済む時代は、実現する方法にあまり問題はなかった。日本の現在は、新しく考えなくてはならない課題ばかりだ。すぐ、結論のすぐ出る課題ではない。


しかも、実現してくれる「しくみ」は政府でなく、民間なのだ。
今のところ、雇用と豊かさをもたらしてくれる、社会経済の仕組みは、「自由市場の資本主義」だけではなかろうか。
原発事故や大災害、金融不安があったので、安全・安心を求め、何か政府が雇用と豊かさを作り出せると誤解しているのではなかろうか。ビジネスの考えを大切にし、辛抱強く、その道を受け身でなく、果敢にビジネスを盛んにするしかその道はなかろう。保護主義は結局、雇用を少なくしていく。変化していくことを恐れてはならない。

利益追求は、素晴らしいこと。仏教では、「りやく」と読み、自分のためを功徳、他者のためを利益(りやく)と言うそうだ。顧客(他者)の課題を解決する姿勢が利益の追求ではないか。
この観点に立ち、日本はもっと資本主義をうまく活用する立場に立つべきか


結論を急いではいけない。今、日本は、誰も通ったことの無い道を切り開いているのではなかろうか
見本、まねる目標が無い時代。




dainiti2.jpg川根温泉から見上げられる大日の大杉の根元にひっそりと置かれている何かを語る石。私にはお地蔵さん。3人家族。







若者に勇気を持たせ、元気づけるような目標はないだろうか
dainiti1.jpg村の創建を示す神社は1460年代。この村は、少なくとも500年以上の時を経過。この大日の大杉もこの村を眺めていたに違いない。


小さなむらの物語ーイタリヤ [何を大切にするのか]

BS日テレ 小さなむらの物語 イタリア 101歳の父の存在 を見て、感じたこと

motinoki1.jpgちいさなむら「笹間渡」の高札場です。父によると、昭和初期まで部落の中央地点、現在の川根温泉施設の山沿いの地点にあった。掟、通知を知らせる情報拠点・むらの中心。8月16日の精霊送り(盆おくり)には、集合、出発地点で、1時間も前から支度はできたかと、太鼓を打ち鳴らし、むら中に知らせたと父の残した「川根の民族」に記されています。インターネット時代の高札場はどこになるか・・・
 

2011・5・20の再放送とのことだが、ヨーロッパの山村は、ヨーロッパの生み出した近代化の考えの中でどんな生活を選択し、今、何を大切に暮らしているのか。

私には、地域のそこに根付く条件を大切にし、残すべきものを選択して残しているように思えた。能率的だとして、すべてを都会の生活のように変えてしまっていない。


テレビの画面を注意深く見ていると、暖炉で薪の火を燃している。その薪は裏山から取ってきている。調理には、どうも、ガスを使っているらしい。地元の、パン職人の話がされたが、その地域に昔からあるパンを大切に食べている。

100歳を超える義理の父を世話するお嫁さんが、なんだかお父さんが来てから、この家が温かく、幸せが増えた。その老いた父が、カンツォーネのような歌を手ぶり身振りを入れて熱唱してくれた。私に、こんなことができるかなー。 状況の厳しさに負けない、知恵を出し、地域をつないでいく、そこに誇りを感じた。

夏になれば、修道院への巡礼が訪れ、この山村の経済を支えているようである。ローマから60キロの場所であるが、巡礼の宿場町としての役割がある。


日本が明治以後、近代化の考えの手本としてきた、ヨーロッパの国では、その地域の条件を生かし、誇りを持ち、その地域の独自性を創って、生きているようである。

日本の山村では、木材産業が衰退し、次の手を求めている。
今、分かること。それは、自分の頭で、科学的に(観測)、現場で考えること。書いてあるもの、言葉だけの理想に振り回されず、しかし、夢をじっくり、追及する。こんな、当り前なことをやっていくしか、未来は開けない。

motinoki2.jpg写真は手前がわが家にとっては、物語のあるもちの木と遠く見えるのが「もちのきハウス」です。

父の宿題 何かないのかー。その答えを探るため、「第一のふるさと」笹間渡に「もちのハウス」建設






motinoki3.jpgもちのきハウスの       [木漏れ日]       何が見えますか?

   









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続くための努力 [何を大切にするのか]

山梨県早川町に在る、赤沢宿へ行った。
かなりの山道を登って行った急傾斜の場所だ。
霊山七面山と身延山へ参拝する人々の宿場町として栄えたと言う。
平日と言うこともあり、訪問者は私たちだけであった。まさに無音の静寂。

hayakawa5.JPG火の見やぐらだけが、今も健在のようだ。








hayakawa6.JPGくろねこヤマトの詫急便がちゃんと配達してくれている。







hayakawa7.JPGこの地区の建物は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
その建物の補修をしている大工さんが仕事をしていた。





hayakawa8.JPG大黒屋の看板が掲げられた宿屋が今も残っている。材料は檜の材で、年輪を感じさせる建物だ。














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大黒さんは、何を言いたいのか。

人は、共に生きてきた仲間をそんなに簡単に残して、次のところに移っていくのか
移っていく先で必要な努力とこの場所で必要な努力の量は、同じになってきたのではと思う。




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