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水が生まれるところ [南アルプス水循環]

9月5日(木) 笹間川ダムへ小太郎と散歩に出かける。

見たことのない笹間川の大水、ダムからも大放水か

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川一杯に水が溢れんばかりの笹間川

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春にはSLと早い桜の名所を望む地点
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サッカ沢林道の状況 林道がまるで小川のようだ。小さな滝がたくさん落ちている。



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見捨てられつつある水の生まれる場所


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大井川の水はおいしい。 [南アルプス水循環]

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大井川の水はおいいしい!
 私が今は焼津市に合併した大井川町に勤務しているころ、町内の企業の皆さんからよく聞いた話。
 全国展開している食品メーカーが製品の出来栄えコンテストをやると、大井川立地の工場はたびたび優勝する。これは、大井川の水がよいからだとの答え。
 このことは、現在下流の皆様に水道を提供している大井川広域水道企業団の次の資料からも明らかだ。
   
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それで、私の独断と偏見で考えて見た。

おいしい水の生まれる特別な大井川条件(ひいき目)
    
    1、高いところで生まれる。
      3千メートル級の9つの 山を持つ赤石山脈を源としている。
      日本で4番目に高い南アルプスの間ノ岳3,189メートルを源流として
    
2、日本の屋台骨に生まれ、苦労して流れている。
      糸魚川静岡列線と中央列線の二大地溝線に挟まれた楔型の部分を流れる(V型)
      川は北西から南東に向け海に注ぐが堅い岩石の地層が北東から南西に向け立ちはだかる。
      嵌入(はめこみ)蛇行
   
 3、地球規模でも雨の多い貴重な地域
      大井川流域の降雨量2,700~3,200ミリは日本」の平均値の1.5倍
      3,000ミリ以上は世界的多雨地域、その総面積は世界陸地の2%程度

    4、滝のように流れている。
   標高3千メートルから、千頭駅で約300メートル、川根温泉笹間渡 150メートル、
      新金谷駅68メートル、15メートルの高洲、海抜ゼロメートルの駿河湾へ



納得した方は、大井川水系の水で、ワイドメッシュの急須で煎茶をまず飲んでみてはどうですか。


花鳥風月を感ずる心は、花鳥風月を生み出す水が生まれる場とそのつながりを

     自然を護っていくだけでなく、共生の気持ちの回復していくことかなーと今思っています。




大井川と山梨県、早川は兄弟川 [南アルプス水循環]

身延山・赤沢宿・西山温泉の旅に昨年5月に行ってきました。

大井川は南アルプスの間ノ岳(3,189m)を源流とする川です。
一方、早川は同じ南アルプスの主峰北岳(3,193メートル)を源流とする川です。南アルプスを源流とする兄弟の川です。3千メートルから、2千メートルを一気に、滝のように流れる二つの川は、注目され、混ぜられて早くから水力発電に使われました。
大井川は、地層にさえぎられ蛇行を繰り返しながら、駿河湾に注いでいます。
他方、早川は身延山と七面山が流れをさえぎられ、大きく蛇行し、富士川に注いでいます。もし、この山が無く、そのまま静岡市の安倍川につながっていたとすれば、歴史はどうなっていただろうか。
早川の流れをさえぎる身延山と七面山はこの意味でも霊山、である。

hayakawa1.JPGふもとより見上げる身延山(1,153メートル)です。








身延山のロープウエイに乗り山頂から、富士山と南アルプスの山々を眺望した。

hayakawa3.JPG遠く北岳、間ノ岳が見えていました。








hayakawa4.JPGこの日は、富士山が綺麗に見えました。








hayakawa2.JPG山頂に在る大杉は、この場所の履歴を物語ってくれます。


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