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南アルプス水循環の繋がり [温泉めぐり]

山梨県、早川のほとりに在る一軒屋の西山温泉に行った。
西山温泉海抜750メートル、寸又峡温泉550メートル、川根温泉154メートルの3つの温泉めぐりをどうぞ
南アルプスの3千メートル級の山々に降った雨が地下に滲みこみ、まず西山温泉、そして寸又峡温泉、川根温泉となって湧き出たのです。その温泉で体と心を暖めますときっと仕合せな気持ちになると思います。。

川の名前を取った早川町は、平成21年12月1日の人口が1,372人で、日本で最も人口の少ない町だそうです。
町の中を走った印象では、林業の衰退と共に住民が減少したのか。林業だけでなく、自然を失ってきたからではないのか
早川に架けられたつり橋の脇に建てられた立て札に書かれていた。
まず清き水の流れが枯れて、そこに住む山女や岩魚やかじか、川虫などがいなくなり、時が過ぎ次に人が去って行ったと在る。実情はわからないが・・・

山梨県早川町は何処とも合併しないで、単独の町として今後もやって行く決意だそうだ。
大井川のほとりに育った私としては、何か解かる気がする。川上、川下で複雑な感情が育っている。
hayakawa15.JPG日本列島を横断する糸魚川静岡構造線、フォッサマグナ(大地溝帯)がほぼ早川沿いに通過している。静岡とここでもつながっている感じ。








hayakawa11.JPG早川の流れは澄んでいて早い。















hayakawa12.JPG宿の窓から見える早川沿いの地層フォッサマグナ








 



hayakawa13.JPG趣意書き 
古来清き水流れし地なれど故これあり 
水枯れて山女魚 岩魚 かじか 川虫のたぐい 
穏やかなりし すみかを失う
時移りて里人もしかり 多くは国を離れ 
残れし者 愚直なる者共 平成の年 寄り合い
思案のすえ 清き流れ 甦らせむ ことこそ 肝要なり と衆議 ここに 一致す
早川町商工会青年部


hayakawa14.JPG早川町商工会青年部の皆様が趣意書きのような、清き流れを甦らせることを期して、このつり橋を架けたのかと想像しました。
このつり橋を渡っていくと、清き流れとそこに住む魚たちに会えそうな気がします。
橋はいつも重要な意味を持つ、四国、祖谷・かずら橋もそうでした。
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